ITで業務改善！スキルUP応援メディア
1日で学べるスプレッドシートの教科書
シリーズ連載を通して「Google スプレッドシートの基礎」を解説しています。
動画はこちら(↓)
今回は「第7回：スプレッドシートでリンクを挿入・編集・削除する方法」について説明していきます。
テキストにURLを貼りつけて、クリックでWebページを開く方法を学びましょう。
全シリーズは以下シートにまとめています
はじめてのスプレッドシート！使い方や関数の基礎をじっくり学ぶ
※目次をクリックすると
タイトルの先頭まで移動します（↓）
リンクを挿入すると、クリックするだけで目的のシートやWebページを開くことができます。
リンクとは、別のページに移動するための入り口のようなもので、URLとはリンクから移動したWebページの住所のようなものです。
リンク機能を使って業務の効率化に役立てましょう。
サンプルシートを用意しているので
コピーしてご活用ください
今回は上図左のサンプルシートと、サンプルシートのリンクからアクセスできるスプレッドシートの教科書のページを使用して、リンクを挿入する方法を解説していきます。
例として第１回の記事のリンクを挿入してみます。
まず、リンクとして挿入したいURLを取得します。
webページの一番上の部分にアドレスバーがあり、こちらにURLが表示されているので、直接選択してコピーすることができます。
URLを選択して右クリックから、またはショートカットキーでコピーします。
| 種類 | コピーのショートカットキー |
|---|---|
| Windows | Ctrl+C |
| Mac | ⌘+C |
取得したURLを、スプレッドシートのセル内に直接貼り付けてみましょう。
貼り付けたいセルを選択し、右クリックから、またはショートカットキーで貼り付けすると、セルにリンクが挿入されました。
| 種類 | 貼り付けのショートカットキー |
|---|---|
| Windows | Ctrl+V |
| Mac | ⌘+V |
このままだとURLがそのまま表示されています。
URLにテキストを入力して、見やすくわかりやすいリンクに編集してみましょう。
セルを選択、またはカーソルを合わせると編集メニューが表示されます。
リンクを編集をクリックしてテキストを入力、【リンク】と入力してみます。
適用をクリックしてリンクを挿入します。
URLから文字のリンクに編集することができました。
リンクを追加したいセルを選択し、右クリックからリンクを挿入を選択すると入力ボックスが表示されます。
リンク先のURLを入力し適用をクリックしてください。
テキストを変更することもできます。
リンクの挿入ができました。
クリックすると指定したリンク先が開きます。
簡単にリンク挿入できました
メニューバーの挿入からリンクを挿入を選択すると入力ボックスが表示されます。
ツールバーのリンクを挿入ボタンを選択すると入力ボックスが表示されます。
キーボードのCtrlを押しながらKを押すと、入力ボックスが表示されます。
WindowsとMacとではショートカット キーが違います。
| 種類 | ショートカットキー |
|---|---|
| Windows | Ctrl+K |
| Mac | ⌘+K |
スプレッドシートで資料を整理するときに、Googleドライブ内のフォルダやシートをリンクにしておくと、見やすくシンプルに管理することができます。
Googleドライブのリンクの取得方法から見ていきましょう。
取得したいフォルダを選択してからリンクのアイコンリンクを取得をクリック
またはフォルダを選択して右クリック、リンクを取得を選択してリンクをコピーします。
リンクを取得できました。
リンクを貼り付けて適用をクリック
表からフォルダに移動できるリンクを挿入することができました。
特定のセルを指定してリンクを取得することもできます。
リンクを共有するときに特定の箇所を見てほしい、たくさんのデータの中から特定のセルに直接移動したいときなどは、セルのリンクを取得しましょう。
サンプルシート1のセルA29、「第24回：ピボットテーブルの基礎」のリンクを取得してみます。
リンクを取得したいセルを右クリックし、セルでの他の操作項目を表示>このセルへのリンクを取得をクリックします。
セルへのリンクが取得できたので、サンプルシート2の作成日2/01に挿入してみましょう。
サンプルシート1のセルA29、「第24回：ピボットテーブルの基礎」をリンク先に指定することができました。
メールなどでリンクを送付して、直接該当のセルに移動することもできます
メッセージ機能を使ってリンクを送付し、直接該当のセルに移動することもできるので、大量のデータの中から見てほしい特定のセルを指定するときにとても便利です。
たくさんのデータの中から指定できるんですね
一度挿入したリンクを変更したり、テキストを編集する方法を見ていきましょう。
リンク先のURLを編集し適用をクリックしたら編集完了です。
メニューバーの挿入からリンクを編集するを選択すると入力ボックスが表示されます。
編集も簡単ですね
セルを選択するとポップアップが表示されますので、リンクを編集するボタンをクリックすると入力ボックスが表示されます。
キーボードのCtrlを押しながらKを押すと、入力ボックスが表示されます。
リンクを削除の機能は2つの方法で操作することができます。
リンクを編集したいセルを選択し、右クリックからリンクを削除を選択するとリンクが削除されます。
セルを選択するとポップアップが表示されますので、リンクを削除ボタンをクリックするとリンクが削除されます。
Googleスプレッドシートでセルにリンクを挿入・編集・削除する方法をお伝えしました。
リンクを活用すれば、作業の効率化や、よりわかりやすい資料作りができるようになります。
必要に応じて1クリックでWebページやスプレッドシートが開けるよう、工夫してリンクの挿入を使っていきましょう。
リンク機能とっても便利ですね
次回は「アクセス制限、複数人で
編集する方法」を見ていきましょう
「第8回：スプレッドシートのアクセス制限、複数人で編集する方法」はこちら≫
シリーズ連載を通してスプレッドシートの基礎をまとめています。
手順通りに学習を進めていけば1日でスプレッドシートの基礎を学べます。
