データ入力のあるセルを数えるCOUNTA関数
1日で学べるExcelの教科書
シリーズ連載を通して「Microsoft Excelの基礎」を解説しています。
今回は「第27回:データ入力のあるセルを数えるCOUNTA関数」について説明していきます。
指定したセル範囲にデータが入力されているセルの数を求める方法を学びましょう。
全シリーズは以下シートにまとめています
タイトルの先頭まで移動します(↓)
COUNTA関数とは?
COUNTA(カウントエー)関数とは、空白以外のセルを数えることができる関数です。
指定したセル範囲を数えることができ、離れた複数のセル範囲も数えることもできます。
文字や数字だけではなく、関数やスペースなどが入力されているセルもカウントします。
それでは、サンプルシートを使ってCOUNTA関数でセル数を求めてみましょう。
サンプルファイルを用意しているのでダウンロードしてご活用ください
COUNTA関数の使い方
COUNTA関数の構文は以下の通りです。
関数名の後の括弧「 () 」内にセル範囲を入力します。
サンプルシートのセル「B2」に以下の数式を入力してください。
こちらは、セル範囲「B4:B10」から【空白以外のセルを数える】という意味になります。
空白以外のセル数が反映されました。
このように、空白以外は文字列や数値もカウントされます。
複数の範囲をカウントする
複数の範囲や、離れたセル範囲をまとめて数えたい場合は、セル範囲を「, (カンマ)」で区切りながら指定します。
サンプルシート2をご活用ください。
サンプルシートのセル「B2」に以下の数式を入力してください。
こちらは、セル範囲「B4:B10」と「E4:E10」から【空白以外のセルを数える】という意味になります。
空白以外のセル数が反映されました。
まとめ
- COUNTA関数の構文: COUNTA(値1, [値2, …])
- 文字や数字だけではなく、関数やスペースなどのセル数も数える。
- 括弧()に指定したセル範囲の空白以外のセル数を返す。
- カンマ(,)区切りで複数のセル範囲の空白以外のセル数を返す。
データ入力のあるセルを数えるCOUNTA関数についてお伝えしました。
大量のデータから、入力済みのセルを数えたい時はCOUNTA関数を使いましょう。
次回は「条件に一致するセルを数えるCOUNTIF関数」を見ていきましょう