【スプレッドシート】セルをクリックしカレンダーから日付を選択する方法(データ入力規則)
作りながら学ぶ!
シリーズ連載を通して、勤怠管理システムを作りながらスプレッドシートを体系的に学ぶ方法を解説。
こんにちは、たま(@closuppo)です!
第3回は「セルをクリックしカレンダーから日付を選択する方法」について説明していきます。
データ入力規則の機能を活用し、勤怠管理システムの設定ページを作成しましょう。

全シリーズは以下シートにまとめています
※スプレッドシート初心者向けの学習を目的とした連載記事となります。勤怠管理システムの実用性には期待しないでください。
※目次をクリックすると
タイトルの先頭まで移動します(↓)
前回のおさらい
前回は、現場でよく使われている専門用語についてお伝えしました。
今回は、その続きでデータの入力規則の機能でセルをクリックし、カレンダーから日付を選択する方法について解説します。
設定シートを作成する
稼働月や休日を管理する【設定】シートを作成しましょう。
下図のサンプルシートのように、セルをクリックしたらカレンダーが表示され、そこから日付(休み)を選べるようにしていきます。


サンプルシートを用意しています
のでコピーして参考にしてください
シート名を変更する
新規スプレットシートのワークシート名(シートタブの名前)をダブルクリックし「設定」に変更してください。

設定項目を入力する
次に、以下のように設定項目を記入してください。

年 | 稼働する年を記入してください。 |
---|---|
月 | 稼働する月を記入してください。 |
日付(休み) | 休日の日付を記入してください。(※このセルで設定した日付の背景が自動変更されるようにします) |
曜日(休み) | 休日の曜日を記入してください。曜日は短縮形で表示します。(例)月 ※このセルで設定した曜日の背景が自動変更されるようにします) |

休日を増やしたい場合はD列
E列と右横に日付や曜日を
追加しましょう
データの入力規則を設定する
データ入力規則の設定で、セルをクリックするとカレンダーが表現されるように変更することができます。
ドラッグしてセル範囲「B3:G3」を選択してください。

メニューバーのデータからデータ入力規則を選択してください。

【条件】の項目で日付▼ 有効な日付▼を選択し保存ボタンをクリックしてください。

セルをクリックするとカレンダーが表示されるようになりました。


設定したセル範囲をクリックして
カレンダー表示されるか確かめて
みましょう
まとめ
Goolgeスプレッドシートでデータ入力規則の機能を使い、勤怠管理システムの設定ページを作成する方法をお伝えしました。
【データ入力規則】の機能を活用することで入力作業が楽になり、誤入力を防ぐことにもつながります。
頻繁に日付を入力する場合は 【データの入力規則】 でカレンダー入力できるようにしましょう。
次回は、カレンダーの日付や曜日が自動反映されるシートを作成します。
勤怠管理システムを作りながらスプレッドシートを体系的に学ぶ
シリーズ連載を通して、勤怠管理システムを作りながらスプレッドシートを体系的に学ぶ方法を解説してます。
- 第1回:勤怠管理システムを作りながらスプレッドシートを体系的に学ぶ
- 第2回:現場でよく使われる専門用語
- 第3回:セルをクリックしカレンダーから日付を選択する方法
- 第4回:カレンダー日付や曜日を自動表示する方法
- 第5回: IF関数で潤年を判定しカレンダーに自動入力する方法
- 第6回: IF関数にArrayFormula関数を組み合わせて使う方法
- 第7回:データ入力規則でプルダウンリストを作る方法
- 第8回:データ集計の自動化(COUNTA、SUM、COUNTIF)
- 第9回:文字色や背景色を変更する表デザインの基礎6つの手法
- 第10回:条件付き書式で数式を使う方法
- 第11回:VLOOKUP関数で別シートの値を参照する方法