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1日で学べるExcelの教科書
シリーズ連載を通して「Microsoft Excelの基礎」を解説しています。
今回は「第13回：Excelで文字・数字・日付の表示形式を設定する方法」について説明していきます。
数値やテキストをカスタマイズして表記を変更する方法について学びましょう。
全シリーズは以下シートにまとめています
Microsoft Excelにはさまざまな書式設定オプションが組み込まれているため、文字・数字・日付をカスタマイズしてお好みの表記に変更することができます。
それでは、表示形式の変更方法を見ていきましょう
桁数、%(パーセント)などお好みの表示形式に変更することができます。
カスタマイズは、メニューバーの数値内で設定できます。
【1.000】のように小数点以下を表示することができます。
セル「B2」に数字の【1】と入力してください。
メニューバーの数値内にある小数点以下の桁数を増やすボタンをクリックすると小数点以下が表示されます。
クリックする回数で小数部の桁数が増えていきます。
今回は3回クリックし、小数第三位まで表示させましょう。
小数部の桁数を減らしたい場合は右隣の小数点以下の桁数を減らすボタンをクリックすると桁数を減らすことができます。
変更できました
小数部の桁数が違う数値は桁数を揃えることで、比較がしやすくなります。
【10%】のように数字を%(パーセント)の表記に変更することができます。
セル「B3」に数字の【0.1】と入力してください。
メニューバーの数値内にある%ボタンをクリックすることで、少数をパーセントに変更することができます。
初期設定のままだと小数点以下は表示されていません。
桁数を調整したい場合は小数点以下の桁数を減らすボタン、もしくは小数点以下の桁数を増やすボタンをクリックしてください。
【2023/4/1】【4/1】のようにカレンダーの日付をお好みの表記に変更することができます。
【2023年4月1日】の表記を【2023/4/1】に変更してみましょう。
セル「B4」に【2023年4月1日】と入力してください。
メニューバーの数値内にあるユーザー設定をクリックすると、表示形式の一覧が表示されます。
この中から短い日付形式を選択してください。
表示が【2023/4/1】に変更されました。
【13時30分】のように時刻をお好みの表記に変更することができます。
【12:00】の表記を【12時00分】に変更してみましょう。
セル「B5」に【12:00】と入力してください。
メニューバーの数値内にあるユーザー設定をクリックすると、表示形式の一覧が表示されます。
この中からその他の表示形式…を選択してください。
表示形式の設定画面が表示されます。
分類から時刻を選択し、種類から13時30分を選択してOKボタンをクリックします。
表示が【12時00分】に変更されました。
Microsoft Excelの文字・数字・日付の書式をお好みの見やすい表記に変更する方法についてお伝えしました。
数値や日付を扱うシートを作るときに表示形式はすごく役立つスキルとなります。
表示形式を使って、見やすく・分かりやすい表にしていきましょう。
使いこなせるようがんばります
次回は「文字の配置・折り返し・改行する方法」を見ていきましょう
「第14回：Excelで文字の配置・折り返し・改行する方法」はこちら≫
シリーズ連載を通してExcelの基礎をまとめています。
手順通りに学習を進めていけば1日でExcelの基礎を学べます。
