スプレッドシートで検索と置換する方法
1日で学べるスプレッドシートの教科書
シリーズ連載を通して「Google スプレッドシートの基礎」を解説しています。
こんにちは、たま(@closuppo)です。
今回は「第6回:スプレッドシートで検索と置換する方法」について説明していきます。
特定のキーワードを検索したり、特定の文字を別の文字に置き換える方法を学びましょう。
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まずはじめに
Googleスプレッドシート内のデータが増えてくると、特定の文字を探すのが大変になってきます。
また、大量のデータを置き換えるのに手作業で入力するとなると、入力ミスが発生しやすく作業効率が悪いです。
検索と置換の機能を使って業務を楽にしていきましょう。
今回は下図のシートを使って検索と置換する方法について解説していきます。

※資料:総務省「平成27年国勢調査」

テンプレートを用意しているのでコピーしてご活用ください!
特定の文字を検索する
文字を検索するにはショートカット キーを使います。
キーボードのCtrlを押しながらFを押すと、右上に検索ボックスが表示されます。
WindowsとMacとでは検索・置換のショートカット キーが違います。
種類 | ショートカットキー |
---|---|
Windows | Ctrl+K |
Mac | ⌘+K |

[シート検索]と書いてあるテキストボックスに「大阪」と入力すると、文字列に部分一致したセルが緑色でハイライトされました。

このように、簡単に特定のキーワードを検索することができます。
キーボード操作に慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、慣れてしまえばパソコン操作の効率が一気にアップします。
ショートカット キーは必ず覚えておくことをオススメします。
特定の文字を置換する
置き換えの機能は2つの方法で操作することができます。
- 編集メニュー
- ショートカット キー
下記、サンプルシート②を例に解説していきます。

※資料:疑似個人情報生成
編集メニューから検索・置換する
メニューバーの編集から検索と置換を選択すると入力ボックスが表示されます。

[検索]ボックスに置換したい文字列、[置換後の文字列]ボックスに置換後に表示したい文字列を入力してください。
ここでは[検索]ボックスに「男性」、[置換後の文字列]ボックスに「おとこ」と入力します。

次に、[検索]ボックスのプルダウンリストで置換するセル範囲を指定します。
特定の範囲を選択し、データ範囲アイコンを押してください。

置換するセル範囲を指定しOKボタンを押してください。

すべて置換ボタンを押してください。

指定したセル範囲の文字が置換されました。

ショートカット キーから検索・置換する
キーボードのCtrlを押しながらHを押すと検索と置換の入力ボックスを表示することができます。
後の操作は編集メニューから検索と置換を選択して操作する方法と同じです。
WindowsとMacとでは検索・置換のショートカット キーが違います。
種類 | ショートカットキー |
---|---|
Windows | Ctrl+H |
Mac | ⌘+Shift(⇧)+H |
まとめ
- 大量データから特定の文字を検索するのはショートカット キーを使うと便利。
- キーボードのCtrlを押しながらFを押すと、右上に検索ボックスを表示することができる。MAcは⌘+Shift(⇧)+Hで検索ボックスを表示。
- 編集メニューの検索と置換から特定の文字を任意の文字に置換できる。
- ショートカット キーで[検索と置換]入力ボックスを表示できる。
Googleスプレッドシートでセルにリンクを挿入・編集・削除する方法についてお伝えしました。
数文字の置き換えなら手作業でも問題ありませんが、大量のデータを置き換えるときは置換機能が欠かせません。
手作業のような入力ミスを防ぐことにもつながりますし、作業効率が大幅にアップします。