スプレッドシートで操作を元に戻す・やり直しする方法
1日で学べるスプレッドシートの教科書
シリーズ連載を通して「Google スプレッドシートの基礎」を解説しています。
こんにちは、たま(@closuppo)です。
今回は「第5回:スプレッドシートで操作を元に戻す・やり直しする方法」について説明していきます。
データ入力を間違えたときに、以前の状態に戻す方法を学びましょう。
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まずはじめに
データ入力やコピペでミスをしたり、間違えて大事な内容を削除してしまうことがあるかもしれません。
そのような場合は、もう1度編集して直すのではなく元に戻すややり直しの機能を使いましょう。
下図のサンプルデータを活用しながら操作方法を解説していきます。


サンプルシートをコピーしてご利用ください!
元に戻す
元に戻すの機能は3つの方法で操作することができます。
- 編集メニュー
- ツールバー
- ショートカット キー
編集メニューから元に戻す
メニューバーの編集から元に戻すを選択することで、今やった操作を取り消して、1つ前の状態に戻ることができます。
① A列をまとめて削除してください。

②編集メニューから元に戻すを選択してください。

③ 削除したデータが元に戻りました。

連続して元に戻すこともできます。

ツールバーから元に戻す
ツールバーの戻すアイコンを押すと今やった操作を取り消して、1つ前の状態に戻ることができます。

ショートカット キーで元に戻す
キーボードのCtrlを押しながらZを押すと、今やった操作を取り消して、1つ前の状態に戻ることができます。
キーボード操作に慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、慣れてしまえばパソコン操作の効率が一気にアップします。
ショートカット キーは必ず覚えておくことをオススメします。
WindowsとMacとではコピペのショートカット キーが違います。
種類 | ショートカットキー |
---|---|
Windows | Ctrl+Z |
Mac | ⌘+Z |
やり直し
やり直しの機能は3つの方法で操作することができます。
- 編集メニュー
- ツールバー
- ショートカット キー
編集メニューからやり直し
メニューバーの編集からやり直しを選択することで、やり直しの機能では、元に戻すの機能で戻った状態を『戻る前に戻す』ことができます。
元に戻すが『1つ戻る』、やり直しが『1つ進む』と理解すると分かりやすいかと思います。
- 列をまとめて削除してください。

編集メニューから元に戻すを選択してください。

2. 削除したデータが元に戻りました。

3. 次に、編集メニューからやり直しを選択してください。

4. 元に戻した操作がやり直され、データが削除されました。

ツールバーからやり直し
ツールバーのやり直しアイコンを押すと元に戻すの機能で戻った状態を『戻る前に戻す』ことができます。

ショートカット キーでやり直し
元に戻すの機能で戻った状態を『戻る前に戻す』ことができます。
キーボードのCtrlを押しながらYを押すと、元に戻すの機能で戻った状態を『戻る前に戻す』ことができます。
WindowsとMacとではコピペのショートカットキーが違います。
種類 | ショートカットキー |
---|---|
Windows | Ctrl+Z |
Mac | ⌘+Y |
まとめ
- 編集メニュー、ツールバー、ショートカットキーの3つの方法から元に戻す・やり直しの操作ができる。
- 元に戻すの機能で今やった操作を取り消して、1つ前の状態に戻ることができる。
- やり直すの機能で元に戻すの機能で戻った状態を『戻る前に戻す』ことができる。
- WindowsとMacとではキーボード操作が異なる
Googleスプレッドシートでデータ入力を間違えたときに元に戻す・やり直しする方法をお伝えしました。
打ち間違えや、操作のやり直しは頻繁に発生すると思います。
手打ち入力するのではなく、元に戻す・やり直しの機能を使って効率良く作業していきましょう。